道場紹介
日本空手道空月會 札幌月寒道場は、昭和53年11月に創設した、39年の指導実績のある道場です。流派は、伝統空手の四大流派の一つ「松濤館流」です。
当道場では、通常の練習のほかに定期的にセミナーを開催し、競技会に対するアプローチや技術の向上、本来の空手道のあるべき姿を指導しています。
2020年東京オリンピックに「空手道」が正式種目として採用されることが決まり、ますます空手道人口が増加し、人気のあるスポーツとなっていくものと思われます。
しかし、競技性だけが一人歩きし、武道としての品格が損なわれてしまうことも懸念されています。
勝敗は大切なことですが、そこにばかり執着せず、空手の道を志す者として、正しい心を持ち、礼儀を重んじることができる生徒を育てていきます。
創始者は、船越義珍先生ですが、船越先生は、生涯自らの流派を名乗ることはしませんでした。船越先生の死後にその弟子たちが「松濤館流」を名乗るようになり、現在に至っています。
名前の由来は、船越先生が使用していた雅号「松濤」からきています。
松濤館流の特徴は、動きが大きく力強いことであり、遠くの間合いから力強い一撃で相手を倒すというところにあります。
また、船越先生は、空手道を志す者の心構えとして「空手道五条訓」を残しています。
当道場では、この「空手道五条訓」を「道場訓」としています。
道場訓(空手道五条訓)
- 一、人格完成に努むること
- 一、誠の道を守ること
- 一、努力の精神を養うこと
- 一、礼儀を重んずること
- 一、血気の勇を戒しむること
また、船越先生は、空手のみならず、武道全般に、そして人生全てに通じる20の教え「空手道二十訓」を残しています。
空手道二十訓
- 一. 空手道は礼に始まり礼に終ることを忘るな
- 一. 空手に先手なし
- 一. 空手は義のたすけ
- 一. 先づ自己を知れ而して他を知れ
- 一. 技術より心術
- 一. 心は放たん事を要す
- 一. 禍は懈怠に生ず
- 一. 道場のみの空手と思うな
- 一. 空手の修業は一生である
- 一. 凡ゆるものを空手化せよ其処に妙味あり
- 一. 空手は湯の如し絶えず熱度を与えざれば元の水に還る
- 一. 勝つ考は持つな負けぬ考は必要
- 一. 敵に因って轉化せよ
- 一. 戦は虚実の操縦如何に在り
- 一. 人の手足を剣と思え
- 一. 男子門を出づれば百万の敵あり
- 一. 構は初心者に後は自然体
- 一. 形は正しく実戦は別物
- 一. 力の強弱体の伸縮技の緩急を忘るな
- 一. 常に思念工夫せよ
常日頃から、これらの教えを心掛けていきたいものです。
会費
登録名称 | 小・中学生 | 高校・一般 |
---|---|---|
全日本空手道連盟 登録費 | 2,000円 | 2,000円 |
北海道、札幌地区空手道連盟 登録費 | 3,000円 | 3,000円 |
日本空手道空月會 登録費(年間事務費) | 2,000円 | 2,000円 |
スポーツ安全保険 | 800円 | 1,850円 |
全日本空手道連盟 公認級位 登録費 | 1,100円 | 1,100円 |
---|
※全日本、北海道、札幌地区、空月會、スポーツ安全保険は必ず加入下さい。
※公認級位は全日本空手道連盟 公認級位を取得されていない会員のみ。
(6級まで申請で取得可能、6級以上は審査あり)
※登録期間は1年間です。
日本空手道空月會 入会費 | 5,000円 | 5,000円 |
---|---|---|
月謝 | 6,000円 | 6,000円 |
※兄弟割、家族割として、2人目以降は、3,000円です。